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塾に通うというのは、親御さんからでしょうか?それとも生徒さんの自主的な要求からでしょうか?

仮に3年間お子さんを預けるとなると先生との相性は大事ですし、塾長や教室責任者の教育における理念も大事ですので塾を選ぶ際には必ず面談を希望し親御さんの厳しい目で見ることも大事でしょう。大手塾は毎年定期的な先生のクラス替えが比較的有りますが、個人塾は教室数が少なければ特にないので、近所で通わせてる方の感想や意見なども参考になるかとおもいます。

中学受験と考えた場合、新3年、4年生中心に塾を選ぶといった感じになるでしょうが、よく「****中学合格者○○名」という華やかな広告を目にしますが、上位クラスの生徒が重複合格することで、見かけ上高くするようなことが進学校でよくあって問題となったこともありますよね。

ところで中学校(私立)は、中学校(公立)に比べると最近は受講率が上昇しているそうで、私立中学校の場合は、エスカレーター式に上の私立高校に進学できる(内部進学できる)ことになっていますが、だからといって受験は気にしなくて良いかといえばそうではなく、成績が低位であると内部進学できなかったり、また複数の高校が内部進学先として存在する場合は成績上位の者から希望する高校に進学できるなど、最近の私立中学校は生徒がよりまじめに勉強するように内部で競争させるシステムを導入しています。

少子化時代における生徒確保のための、生徒の質的向上施策の一環として中学校(私立)の受講率上昇の原因となってきているそうです。

最近では、児童心理学などを研修で学んだ講師を配置するなど、きめ細かい配慮をするようになってきてはいるはいますが、カッチリ決められたカリキュラムのボリュームに消化不良を起こす生徒も少なくありませんね。大手進学塾では基本的に4教科(または2教科)全てを学習する事になります。

受験を考えた場合、受験対策が早ければ早いほうがいいというわけではありません。本当は効率さえよければできるだけ短いに越したことはないわけですから、あまり助走やスタートダッシュが早すぎると、途中で息切れということもあるわけです。

中学受験は思春期にこれからさしかかろうという頃。また、子どもにとっての1年、2年という時間は、大人にとってのそれよりもうんと長いものです。その間に目覚しく成長することも念頭に入れて選ばないといけないので、お子さんよりも親御さんの方にその自覚が必要と言うことでしょう。

少し前までは中学受験というのは、特殊入試でしたが、今は「だれでも挑戦する入試」となってそんなに特別ではなくなってきています。

中学受験というと受験する前は、小学生ですよね?当たり前ですけど。成長期が目まぐるしいときに時間を割いて塾に当てるのですから、やはり受験対策ならその直近、1年以内でも充分といえるかも知れません。

中には小学1年生からコースがある塾もあるようですが、どこの中学受験塾も3年生くらいからコースを設置しています。学力向上と合わせて考えるなら4年生からぐらいからでいいでしょう。遅くとも小学5年生から行くようにしてすれば、どこの中学受験塾も5年と6年の2年間で、入試範囲を全て網羅していますので対応できるでしょう。6年の夏以降は「総復習・受験対策」ですので、実質「新小5の春~小6の夏」までで基本講義が終わるようです。

塾の新学年のスタートは「4月」ではなく「2月」。

高校受験の場合、ここからが大学まで視野に入れた受験ということになるでしょう。受験対策として考えると、公立と私立では対策が大きく異なりますね。私立中学受験なら、本人の志望も父兄の方の希望もその方向で合致し、経済的な問題も踏まえた上で進行するわけですから、結果が成功するも失敗するもある程度納得済みなので、しかも学校の成績がどうのこうのいうことも殆ど関係なく、あくまで実力一本なので受験としては単純です。受験の中身も算・国・理・社の4教科(2科目のところも一部ありますし、また国立も省きます)に限られますが、高校受験の場合、高いレベルの私立高校を専願で目指す、また逆に公立高がちょっと無理で私立ならという場合がでてきます。

問題なのがそうではない私立と公立の併願受験。ほとんどがこの方法で受験するのが一般的でしょう。公立高校が向いてるのか私立高校が向いてるのか、その本人の能力とタイプを見定めて決めていくのは、普通中3になってからで、受験の面談とか相談もこの次期ですよね。

塾の選び方もこの辺りからシビアになります。前回の分類の中にあるように、大人数クラス塾は1クラスの生徒数が30名~50名程度で、塾によっては100名を超えることもあります。この人数では、講師は生徒全員の名前と顔すら覚えられる状況ではないので、カリキュラムや実績などから多くは判断するでしょう。

大手の塾の場合、指導方法・実績に自信があり、できるだけ多くの人の目に触れたいという理由で、CMやチラシなど大手は宣伝が多くパンフレットも豊富。一番いいのは面談を実施し、夏期講習や冬季講習など公開制にして授業を受けられるところや、見学ができるような所辺りが大手を選ぶ際に参考になるとおもいます。実際”~システム”ということをチラシに書いてあっても、具体的に授業の様子がわかるわけではありません。塾の善し悪しをチラシで判断するのは至難の業です。

例えば合格実績でいうと200名の受験生がいる塾で、○○校に10名合格というのと、10名の受験生がいる塾で同じ○○校に2名合格というのを見ると、当然10名合格に目が行きますが、よく考えれば前者は5%、後者は20%。入塾テストを実施している塾の場合は、はじめからできる人を集めてそれなりのところに合格させるので、人数が多くても当然かも知れません。実績とは人数ではないといえます。ひどい場合には提携している他の塾と合算して合格実績をアピールしていることも。

授業のレベルが合っているかどうかを知るために、通おうとしている教室から志望校と同レベルの学校への合格者が出ているかどうかを見る程度に留めておいた方が良いかもしれません。

 個人塾は、大手塾よりも生徒数が少ないので、合格者数だけで見れば圧倒的に不利でしょう。しかも、入塾テストをやって成績によって生徒を選別していないので、年により生徒の成績がまちまち。合格者がでたからといってスゴイとも言い切れませんし、出ていないからといってダメともいえません。よくある口コミも実際に通った生徒、親御さんの満足度がわかればベストでしょうね。

大手集団塾でも、大手フランチャイズ個別塾でも、個人塾でもいいのですが、 教室責任者が授業を担当できない(ただのオーナーで指導できない)ところなど論外です。

教室責任者や塾長だけではなく、専任講師にどんな人がいるのか、さらに、個別指導塾などでは、大学生講師にどんな人がいるのかもわかる塾が良いといえます。大学生講師に関して、最近では採用率○○%ということも聞きますが、家庭教師などでもよくあるようにただの「派遣」でマニュアル通りにただカリキュラムを進行するだけなんて場合もあり、実際のところはその数字が本当かどうか確かめようがありません。

その場合、注意するのは大学生講師にはどのような人が採用されているのかが大切です。業者による紹介なのか、一般応募なのか、講師仲間の紹介なのか、卒塾生なのか、塾長や専任講師の人間関係で来てくれた人なのかといったようなことです。3月・4月は大学生が卒業したり、時間割が変わったりして変動があるものの、それ以外の時期にやめてしまう講師の多い塾は要注意といえます。一年中、担当講師がコロコロ変わりますからね。

更に突っ込んだことを申しますと、「専任講師」「社会人講師」「社員」という肩書きにも注意が必要です。社会人や社員が専任講師や教室責任者になっているのはいいのですが、その人たちは本当に「正社員」なんでしょうか?社員というのは極めて曖昧な言い方で、派遣社員の方なども含まれると解釈可能です。もちろん、派遣社員の方でも見事に講師としての仕事をこなす方もいるでしょうが。

しかし、正社員であれば、その責任感はかなり違うのではないでしょうか。本当に優秀な正社員が専任講師・教室長を受け持つ塾は、正直いって低賃金では必ず別の塾に移籍するからです。安くてもいいからまあまあの講師がいる塾を選ぶか、高いけれども指導力抜群の講師がいるところを選ぶかは迷うところです。

その他気になるのがやはり「授業料」。安そうに見える授業料に注意、というかその点を強調するところは先ず考え直した方が良いですね。「授業料」を安く設定して、それ以外の補講費、教材費、施設利用費などを年額数万円に設定している塾が少なからずあるからです。こういった悪質ともとれる塾が存在するのは、最近の少子化で、かつて多くあった進学塾、学習塾が一定の生徒を確保することが難しくなってきている影響によるものかも知れません。

事前にわかればよいのですが、実際は入塾してからわかる場合が多いですね。ですから
入塾前に、月謝の総額をきちんと伝えてくれているかをチェックし、前述した講習会の参加は任意なのかどうか(任意と言いつつ強制するところは避けるべき)を確認する必要があるというわけです。

欠席時の授業の扱いがどうなるのか、自習室の利用はどうなるのかなどについても確認が必要です。 授業の振替、補講、出欠、ご家庭との連絡はどうなっているか、振替制度はあるのか、またその場合は無料なのか有料なのか、いつまでに連絡すればよいのかを詳しく聞いておくことが大切。定期的な面談を実施しているかどうか。進路相談にはのってくれるのか、進路情報は塾として持っているのかどうかも確認の必要があります。
塾によっては独自レポートなどがありますので。

振替授業は、講師の人件費や教室のやりくりなどの面で、塾の負担が小さくありません。そのため、やむを得ない場合を除いて、振替授業はしたくないのが塾の本音といえます。チラシや入校案内には「授業を休んだ場合は、無料で振替授業を行います」と書いてあるものの、その条件がとても厳しかったり(1か月前に欠席を連絡した場合に限る、など)、できる日がかなり制限されていたり(毎月の第5週に限るとか)で、実質的に振替授業はほとんど受けられない場合もあります。振替授業を受けるための条件は、必ず聞いておくべきでしょう。良心的な塾ほど、この条件が緩い傾向があります。


いまはどこの塾も、たいてい体験授業をやっていますが、何のための体験授業かを明らかにしておくことが大事です。学習塾で普段通わせたいといった場合は、 なるべく実際に担当してくれる講師の体験授業を受け、受験のようにどこからスタートしたらよいか、今後どのようにプランを立てたらよいかといったことも相談したい場合は、専任講師に見てもらってから、実際に担当する講師にも見てもらえればいいでしょう。

塾の中にはこの体験授業用の講師というものが存在し、入塾したら、全然違う講師が授業の担当についたという場合もあります。体験授業では看板講師を担当させ、実際の授業は指導力の劣る講師を当てるなどということがいまだにあるようです。

塾側の方では体験授業はいわば塾の”アピール”ですので、体験授業できつめの授業をやると、生徒の感想は、「難しかった」となってしまいます。従い体験授業では難しい内容をやりにくく、やさしい内容を教えます。やさしい内容なら「わかりやすかった」という感想になって入塾してくれる確率が高まりますからね。そして入塾すると、きつい授業になったり、難しい内容になったりして、こんなはずじゃなかった、となってしまう。

正直なところ、たかが1回の講習で自分に合う塾なのか普通はわかりません。

そこで体験授業の目的は、授業のわかりやすさを求めるか、どこから勉強を始めるのがよいのかを知るためか、ある程度決めて受けてみるのがよいでしょう。

授業見学については、やはり集団授業の塾であればした方が良いといえます。これは大手であるところや大人数の所では、やはり必要だと思います。予約を入れると丁寧に案内してくれるますが、そこでの授業は平常の様子とはやや異なるかもしれません。塾も事前にしっかり準備しておくのが普通ですし、そこできつい授業をアピールするとは考えにくいからです。予約を入れずに見学すると普段の塾の姿が見られるかもしれませんが、塾側からすると予約なしで突然やってきた人に塾の中を見せるのは不本意でしょう。

予約なしで見学するにしても、住所や氏名等を告げるのはマナーです。ただ、電話番号を伝えたせいで、後日しつこく入塾を勧誘する電話をかけてくる塾もありますので、そこは注意は必要です。

個別指導の塾は、教室がパーテーションなどで仕切ってあるため、授業見学はしにくいと思います。教えているすぐ横で見学することになりますので、生徒側には動揺が生じます。生徒にとっては、授業1回1回が大切なので、落ち着いて勉強ができなくなってしまいます。本当に生徒のことを考えている個別塾なら、授業見学は断られる可能性が高いかも知れません。

大手も個別で実施する塾両方にいえることですが、見学されていると、いつも通りの授業はまずできないと思います。生徒は「誰かが見に来ている」と気にしますし、講師もそれを察知して授業の組み立てを変えたり、いつもなら調子が出てくる場面に水を差されたりします。中身をできる限り見て欲しい、だけれども大切な授業中は勘弁して欲しいというのが本音。授業をやっていない時間帯に、教室内や自習室を見学して環境を見るというのであれば、どこの塾もOKを出すとは思いますが。

始めに書いたように、保護者面談をやってくれるかというのも、重要な要素です。面談を渋る塾では、生徒の進路指導や学習方針が十分には出来ないとみていいからです。学期ごとの定期面談を実施していて、かつ、相談したいときにはいつでも相談できる塾がお薦め。

そして塾の正体がよく判るというのが、実は退塾の時。せっかく通った塾ですから、退塾することを切り出すのは心理的にやりにくいことです。しかし、なにか理由があってやめなくてはならない、あるいはやめたいと思ってしまうこともあるかも知れませんよね。思い切って「塾をやめたいんですけど」と言ったときの反応。やたらに引き留めようとする塾は考えものです。「退塾引き留めマニュアル」まで準備してある塾まであるそうです。こちら側の考えを伝え、塾側の考えを聞く、その上で判断するのがベストで、「やめたい」と意思表示しているにもかかわらず、延々と「引き留めトーク」を続けるというのは、もはや嫌がらせに近いといえます。

塾に通うには、授業料のほかに、入校金や教材費、テスト費、場合によっては設備費などが必要になります。授業料だけで比べれば一見高くないが、諸費用を合計すると通常の平均的な費用になるといったことがあります。

また実際90年の歴史がある都内の有名予備校などは、予備校側での大学入試状況などの情報が多く公開されていますし、模試や願書なども手に取れるように受付にキチンと用意されているので、教室には入れなくとも塾の雰囲気や、実際の授業カリキュラムや模試の結果などが廊下や至る所に張り出してあることが多いので、まずはチラシやパンフなどの書面で確認するより実際直接眼でみた方がわかりやすいと思います。

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